2022-12-13から1日間の記事一覧

村上春樹を読む。

村上春樹の本を最近はよく読む。 やはり皆さん好き嫌いがあるだろう。私には合っているのだろうか。昔から好んで読んでいる。 だが一方で私は相当のあまのじゃく気質でもある。あまりにはやっていると、流行っているから読みたくない、という逆張りがしたく…

芸術年齢。

横尾忠則氏の「死なないつもり 80歳の熱き人生と創作」(ポプラ新書)を読んでいたら、氏が「芸術年齢」というものを提唱されていた。 芸術年齢とは、芸術作品を作るときに自らイメージしている自分の年齢のことで、実年齢とは別のものです。長い間自分の…

ヘッセと園芸。

12月になった。実はこの日記は前日に書きだしているので、いまだ11月ではあるのだが。 この時期はそれほど寒くはなく、天気に恵まれる日が多いようだ。この地東海地方というところ、とにかく夏は暑い。私が生まれ育った神戸もまあにたような感じで暑いのだが…

アガンペン。

なにものにも縛られず、自由に本を選びたい。その自由は、ちょっとした努力で、誰でも手に入れることができるはずだ。 自由というのは、それを手に入れた者だけにわかる絶大な楽しさを伴う。 読書で得られるのは、この自由から導かれる楽しさなのである。 読…

学校について。

本日は最高20度、最低13度。電車の中で新入生らしき人々を見かけた。そういう時期なんだなあ、と思う。コロナ後、更に月日の過ぎるのを早く感じる気がする。一年前から今までの記憶が、あまり残っていないのは、やはりイベントがほぼないからだろうか。 最近…

プロセスがすべて。

今朝の体重63.9kg、体脂肪率11.9%、筋量53.4kg(だったかな?)。 朝と帰宅後では当然筋量が違う。これはやはり体を動かすとタニタの体重計は例えば足の筋肉を筋肉と認識し、夜寝ていると、足の脂肪を脂肪と認識するのかな、と思っている(同じ部分)。 であ…

村上春樹「風の歌を聴け」読後感。

今朝は朝食後に体重を測った。土日は運動不足、散歩不足もあり、数値が怖くて体重計に乗らなかった。こわごわと今日載ってみると66kg。そしてチート体脂肪率5%!。たまに体重計の調子がおかしくなって、”良い((笑))”体脂肪率が出る。だいたい2回測ると正…

昼食抜き。

昼食を抜くようになって、約1か月が過ぎた。内臓や体質の改善には3か月程度かかるというが、現在の実感を備忘の為に書いておく。 そもそも昼食を抜くようになったのは、腹まわりがぽちゃぽちゃ気味であったことが原因だ。18世紀のコルセットは身体への美…

読んでよかった。

試しに書き出してみる。 これが重要だ。 書く、は描く、でもいい。 とりあえず、書き出してみる。そう、この日記のように。 日記を書いていると、なにも書くことが浮かばないなあ、ということはよくある。最近は毎日書くので、日中もなんとなくなにか書くこ…

好きという気持ち。

昨日は久ぶりに銅版画の仲間と会うことができた。 これまでいわゆる正規の芸術系教育を殆ど受けていない。中学校では美術の授業は確か中学2年で終了し、それ以降は高校3年で卒業するまで存在しなかった。 なにか部活に入れ、と言われて、思いつくのは文化部…

村上春樹。

今日の最高気温予想は20度、最低8度。4月になるとコートはあまり着ないような気がしていたが、これは新入社員らしき人々などを多く見ることがあり、考えてみればなんとなく新しく会社に行くときにはコートは着ていかない気がするので、それに勝手に反応して…

神とは文化か?

日本の八百万の神、というのはつまりは、群島文化のことだろうか。農耕文化の神、ともいえる気がする。 八百万といえ、ある神はある神と同格であろう。勿論その性格や出自は違うであろうが、違っていなければそもそも「別の神」とは言えなくなる。 一神教、…

読書と珈琲。

私にとってコーヒーとはなにか。 まずは日々の空腹を忘れるための、「マンナンライフのこんにゃく畑」的なもの。 カフェインの効果は、多分慣れすぎていてあまり無いように思う。気づかず中毒化しているのかもしれないが、多分空腹感克服の方に比重が高くな…

歴史とはなにか。司馬史観や田辺元や神秘哲学のこと。

司馬史観、なる言葉がある。 河合隼雄氏は、自分自身の生き方が一個の確固たる創作である、とおっしゃる。 歴史、というものは、自身が関わるものという感覚はあまりないのだが、大きく人生という視点で見ると自身の中の歴史というか、歴史の中の自分という…

シュタイナーと禅と鈴木大拙と全と一とエックハルト。そして宇宙とコスモスとユングと池田晶子。そして村上春樹。

村上春樹の短編、「ドライブ・マイ・カー」を映画化したものが、話題である。 私は最近になって村上春樹を少しずつ読んでいる。一部のものは再読となる。そしてその中でたまたま今週借りた、「女のいない男たち」という短編集に、この「ドライブ・マイ・カー…

詩と詩人。

詩、というものを書いたことがない。 勿論、たぶんだが小学校の時に書きなさいといわれ書いたことがあるかもしれないのだが、そのことは全く覚えていない。 ノヴァーリスの「青い花」などを読んでいると、中世ドイツでは王侯貴族の前で詩の出来栄えを競い、…

西田哲学の一端に触れる。

さて、哲学と呼ばれるものにあまり接することがなかったのはなぜだろうか。 そうしたものを読むべきだ、という雰囲気がまず周りにまったくなかったこともあるだろう。 哲学を読んでいる、というひととは、いままでの人生で一人も会ったことがない。 これが普…

宗教とはなにか。(宗教間の関係性もふくめ)

宗教、というものは、現代日本においては非常にセンシティブな事柄となっていると感じる。 人々の宗教へのアレルギーが大きく上昇したきっかけは、やはりオウム真理教であるだろう。 カルトに分類される同教であるが、ヨガ教室を経て精神世界の要素を導入、…